HONDA S2000 T氏 エンジン作業画像集約分

エンジン修理 ピストン溶解対策

エンジンオイル漏れの原因は、クランクシャフト曲がりによるクランク5番ジャーナル片摩耗でした。

クランク曲がりの原因は、レブリミッターにを頻繁に作動させた事、シフトUP時のアクセルを抜く 返しが遅く エンジン負荷が抜けてる状態の軽いレブ当たり等 です。

近い時に オーバーホール予定だった為 いろいろ試したみたいです。(使用時間でコンロッドボルトの寿命が心配でした。)

このエンジンの ECUマッチングは、空燃比計使用せず 昔ながらのエンジン音を聞きながら 燃料を絞るでマッチングしました。
キャブレターの時と一緒で薄すぎたら エンジンの力が抜けて行きます。
最後に、空燃比計を取り付け 確認しましたが、良い所に来てました。(5速 8000回転 空燃比 13.8~13.9で回っています)

ピストン 抜きた時 ブロックの上から5ミリほど溶解の跡が有りました、ピストン側も溶けてる状態です、ピストンの症状は軽い物で、再使用出来そうですが、ブロックは、5番ジャーナルメタルの不都合も含めで使えません。

新品に交換します、ついでに ブロック溶解対策しました。
溶解は、ピストン トップリング上で起こっています。
ブロック側が水路に直接触れてない所で起こっています。
日産のSRエンジンは、シリンダーとシリンダーの間に水路が有りました、それを参考に、水路を新設しました。

加工が終わり 後は 組み付け行きます。
タイミングチェーン ガイド 等 交換します。

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