ポルシェ 911 Type964 ターボリミテッド
約14万キロ走行エンジンの 分解 測定 組み立てです。
大きな ダメージは無くバルブ バルブガイド等の減り 予測内でした。
それでも、バルブスプリングの衰損は、ターボエンジンに関して、分解した全部の個体で出ています。
やはりメンテナンスで、タペット調整等は、重要です。調整中に発見すれば 最悪エンジンブローは、逃れられます。
エキゾースト側は、排気の熱で ばねセット加重(インテーク、エキゾーストでばねのセット長が違う)が新品の ばね より、25キロほど 下回っていました。
クランクケースは、ヘッドとシリンダーの加工中に分解測定します。
ヘッド、シリンダーの隙間から圧縮ガスが漏れてました、水冷なら、水路の内圧が設定以上に上がり 冷却水をラジエターの外に出してしまい オーバーヒートの原因になります。
シリンダー、シリンダーヘッドの当たり面を研磨しガスケットを新規で起こします。