CATERHAM BDR O氏 エンジン対策修理

ケータハム BDR-S

ピストン膨張による 4番ピストン破損対策が加工屋から帰ってきました。
4番ピストンを交換 4番シリンダーにライナーを入れ修理 オイルジェットの追加 などです。

ピストン冷却不足による焼きつき破損です。
オイルジェットを追加し ピストン裏側からオイルを吹き付けピストン温度の上昇を抑えます。

ここ最近のスポーツエンジンでは当たり前に装着されてますが 
40年位昔のエンジンでは、よほどのハイチューンエンジンでないと装着されてません。

今の技術で作った ピストン コンロッド メタル類
40年前は、メーカーの開発位しか持って無かった空燃比測定装置など 最新の材料 最新の機器を使ったマッチングは、自分で思ってた以上にベースエンジンに対して無理をさせた見たいです。

オイルジェットを ピストンと干渉が無く オイルがエキゾースト裏側に届く様に 先端を調整します。

各ピストンリングの合口調整を行い ピストンに装着します。
普通に組んで行きますが、コンロッドボルトは、伸び管理なので伸びゲージで確認しながら 丁重に締めて行きます。

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